neja GmbH & Co. KG

業種: オーダーメイド整形外科装具製造
所在地: ローゼンハイム、ドイツ
ウェブサイト: https://neja.com

neja 社について

2001 年に設立された neja 社は、CAD 技術を活用した整形外科装具の開発において、業界をリードする企業です。オーダーメイドの装具開発に特化した neja 社は、患者様の日常生活における可動性と自立性の向上を支援しています。同社は国際的な専門家や患者様と綿密に協力し、卓越した精密技術でカスタマイズされた装具製品を提供しています。2016 年、neja 社は積層造形技術(アディティブ・マニュファクチャリング)を製造工程に導入し、装具設計の効率化と精度向上を実現しました。neja 社は、患者様の可動性向上を支援することを使命とし、脊柱側弯症をはじめとする整形外科疾患の治療における信頼できるパートナーです。専門知識と共感を大切にし、責任を持ち、常に最先端技術を活用し、患者様がより良く、より柔軟な生活を送るための整形外科装具を開発しています。

チャレンジ

患者に最善の治療を提供するために、naja は、複数の要件を満たすソリューションを求めていました。まず、元のモデル 履歴を 維持しながら、各患者の形に合うように 装具テンプレートモデルをカスタマイズ できる、効果的なツールが必要でした。さらに、モデル全体を再設計することなく、患者固有の部分的な修正が可能であることも求められました。そして、手作業を極力減らしつつ、高精度かつ高品質な整形外科モデルを効率的に大量生産することを目指していました。そのためには、パーソナライズされた整形外科医療の提供という使命を果たしながら、複雑な形状にも柔軟に対応 できる、高い信頼性と効率的を兼ね備えたツールが求められました。

ThinkDesign の導入効果

これらの要件を満たすため、neja は ThinkDesign を導入しました。ThinkDesign は、高い自由度と精度、そして使いやすい 機能を備えており、同社の患者中心の理念に合っていました。ThinkDesign の導入により、同社はプロセスを大幅に改善し、より精密で効率的なカスタマイズ装具を提供できるようになりました。

グローバルシェイプモデリング

neja のワークフローを革新した重要な機能の一つが、ThinkDesign の グローバルシェイプモデリング(GSM)です。このテクノロジーにより、neja の設計者は 設計プロセスのあらゆる段階 で、整形外科用テンプレートモデルを 迅速かつ正確に変更 することができます。個々の患者に合わせてカスタマイズされた既存モデルに頼っている neja にとって、GSM の柔軟性は画期的なものです。設計者は、新しい装具を作るごとにゼロから設計を行うのではなく、モデルの他の部分に影響を与えることなく、局所的かつ特定の形状に合わせた修正を加える ことができます。その結果、元のテンプレートの品質を維持しながら、各患者の身体的ニーズを満たす、より迅速かつ柔軟な高い設計プロセスを実現します。さらに、ThinkDesign で作成された 高品質のサーフェスは、高度なソリッドモデリングツールで活用し、高品質チェックコマンドを用いて解析することができます。具体的には、サーフェス作成中に解析チェックを実行し、選択したサーフェスの品質について即座に評価することができます。

高度なメッシュ機能 - フルハイブリットモデリング

ソリッド、サーフェス、メッシュ を一つの環境で 同時に扱う ことのできる ThinkDesign は、neja が複雑な整形外科モデルを滑らかかつ高精度に作成できるようにします。3D スキャンデータのインポート、修復、編集を行う機能は、同社の設計手法において重要な役割を担っています。ThinkDesign の メッシュの修復および編集ツール を使用することで、neja はスキャンした患者データを正確に修正し、即座に使用可能な状態にします。これらのコマンドにより、設計の整合性を損なう可能性のある重複ノードや縮退ファセットなどの メッシュの問題を検出し、適切に修正 できます。 リバースエンジニアリング 機能を活用し、neja は物理的なスキャンデータを正確な 3D モデルに変換し、患者の身体的特徴を忠実に再現し、最終的な設計に至るまで高精度なモデリングを可能にします。物理的なスキャンデータとデジタルデータ間のシームレスな変換は、作業効率を向上 させるだけでなく、患者に最適な治療効果をもたらします。 さらに、3D プリンター の統合は neja のワークフローに大きな改善をもたらしました。このテクノロジーにより、非常にカスタマイズされた装具をダイレクトに製造できるようになり、同社は患者一人ひとりのニーズに合わせた装具を提供できるようになりました。整形外科業界では、3D プリンターは、従来の製造方法では困難な軽量で耐久性のある複雑な構造を作成できるなど、大きなメリットがあります。また、ラピットプロトタイピング にも対応しているため、同社は設計をすぐに試作したり、調整したりすることができます。このような柔軟性は、完成品の品質と快適性を高い水準で維持しながら、生産時間の短縮コストの削減 につながります。

ThinkDesign は当社のデジタルワークフローにおいて重要な役割を果たしており、
設計プロセスを効率化し、大幅に改善しました。
このソフトウェアの高い自由度と優れた機能により、より正確で個々の患者に適応した装具製品を設計・製造できるようになり、
作業の効率化と患者の治療成果の向上の両方を実現しました。

Mr. Dino Gallo, Co-founder and CEO

結論

ThinkDesign の導入により、neja は 設計プロセス を大幅に 効率化 し、高い水準を満たす個別の装具を設計・製造するために必要な自由度と精度を得ることができました。neja のイノベーションへの取り組みは、テクノロジーがワークフローと患者の治療成果の両方を向上させることを実証しています。高性能な設計ツール を導入し、3D プリンターなどの先進的な製造技術を活用することで、同社は患者一人ひとりに合わせた高品質の整形外科装具製品を提供する体制を強化しています。今後も neja はテクノロジーの進化を活用し、患者中心の治療に尽力することで、整形外科治療の未来を切り開くリーディングカンパニーであり続けるでしょう。

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